YouTubeにも挙げている
川の断面を覗くようなアクアテラリウムの
作り方をまとめていきます。
動画では分かりにくかった箇所や材料も
まとめますので参考に!
土台作り
使った材料・道具
60㎝水槽:EHEIM EJ-60
標準的な水槽です。
ネットショップでも安く手に入ります。
水中ポンプ:コンパクトオン300
早い水流を起こすために使います。
その名の通りコンパクトかつ流量も多いので、
アクアリウムによく使っています。
ポリスチレンボード
土台の材料です。
厚さ5mmの発泡スチロールのような素材です。
水を通さず、カッターで切りやすいので
アクアテラリウム制作には欠かさず使っています。
100円ショップでも入手可能です。
シリコンシーラント(防カビ材抜き)
スチレンボードの接着は
シリコンシーラントで行います。
アクアリウム用の接着剤はコスパが悪いので、
防カビ剤が入っていないシリコンシーラントで
代用しています。
もちろん生体に影響がないとは言いにくいので
あくまでも自己責任で使っています。
カッター(黒刃)
スチレンボードを切るときに使います。
黒刃は切れ味が良く、
一度使ったら他のが使えなくなりました。
とてもキレるのでケガに注意。
鉢底ネット
土台の水の通り道に設置します。
エリアを分けるときなど仕切りたいけど
水は通したい箇所に使います。
園芸ショップほか、100円ショップでも手に入ります。
川(水路)づくり
カッターでスチレンボードを切っていきます。
完全に切断せずに切れ目を入れるようにします。
切れ目からスチレンボードを曲げて…
こんな形で仮止めします。
マスキングテープが便利です。
シリコンシーラントで接着させます。
塗った後にヘラで伸ばしてあげると
しっかり接着できますし、
見た目もキレイになります。
池づくり
水路と同じようにしてスチレンボードを切りました。
底も切り出してこんな形に仕上げます。
水を貯めないといけないので
シリコンは多めにしっかり塗ります。
水漏れがないようにしっかりと。
仕切りづくり
陸地と水がある場所を分けるためのパーツです。
水が通れるようにパーツの一部を加工します。
用いるのが鉢底ネットです。
ハサミで切って、
このように貼り付けます。
これで小さな生き物や小石などを
防ぎつつ、水だけは通り抜けられます。
こんな感じで使っています。
これは吸水パイプを隠すパーツでした。
その他
これは池と川の繋ぎ目になるパーツです。
左部分が植栽スペースになります。
植栽スペース下部には穴を開けて
鉢底ネットを貼っています。
水槽に接着
水槽への接着もシリコンシーラントを使います。
リセットするときもカッターの刃を
水槽に押し当てるようにすれば
比較的きれいに取れます。
土台の装飾
使った材料・道具
シリコンシーラント(防カビ材抜き)
土台制作で用いたものです。
透明と黒色の2色あると
使い勝手が良いです。
仕切り板に石を貼る
作ったパーツに石を貼っていきます。
適当にシリコンを塗りました。
あとは石を貼り付けます。
重たくなりすぎないように
小さめの石を貼っています。
石と石のすき間からどうしても
スチレンボードが見えてしまうので
そこにシリコンを塗って、
砂をまぶします。
こうすることで自然な雰囲気になります。
水路に石を貼る
できたパーツを水槽に貼り付けた後は、
それぞれのパーツに石を貼っていきます。
手前の水路部分は土台をしっかり作ったので
大きな石も乗せられます。
川感が出るように試行錯誤しながら進めます。
川底になる部分にはシリコンを塗って、
砂をまぶします。
水の流れで砂が飛ばされてしまうため、
シリコンで固定するのです。
左端にはこんな感じに流れの休息場を設けています。
後からここにももう少し石を貼ります。
植栽
使った材料・植物
植物
シマトリネコ
シノブゴケ
ヒメイタビ
トキワシノブ
イノモトソウ
土壌づくり
陸地の植栽スペースです。
赤丸の部分は明り取りでとして使い、
下のスペースに光を照らします。
エサやりの穴としても使います。
上部フィルター用のマットを敷いて、
リングろ材を入れていきます。
ろ材は軽量化と、通気性・排水性確保のため入れます。
植栽する
シマトリネコです。
おおよその場所が決まったら、
赤玉土を入れていきます。
コメツツジも植えました。
明り取りの穴はこんな感じです。
穴を隠すようにシノブゴケを置いていきます。
穴を塞ぎ切らないようにします。
ヒメイタビ・イノモトソウなども
植えていけば完成です。
完成
完成写真はこんな感じです。





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