DIYなアクアリウム

2013年から始めたアクアリウム。小さいものから大きなものまで自作して節約する。管理しやすい陰性水草と最近話題のアクアテラリウムが好み。

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これだけで良い!水槽の掃除屋ミナミヌマエビの繁殖・抱卵・飼育方法 総まとめ!

川で捕まえたエビの飼育は難しいのでしょうか?
水槽のコケ取り生体としても入れられる
ミナミヌマエビですが、
繁殖も容易なことからメインの生体としても
飼われることが多いです。
近縁種にビーシュリンプなどが挙げられます。
今回はそんなミナミヌマエビの飼育方法から
繁殖させる条件についてまでまとめてみました。

ミナミヌマエビについて

特徴

日本にも生息するエビで一生を川で過ごす陸封種です。
流れが穏やかな池や川の淀みの水草に多く生息します。
体長はオスが2㎝、メスが3㎝程度で
繁殖期は春から夏にかけて行われます。

アクアリウム水槽ではコケ取り生体として入れるほか、
体色が特徴的な個体を累代飼育するなどされています。
飼育が容易で水槽内での繁殖も可能なため
初心者にもおすすめの生体です。

水槽設備

水槽サイズ

どの水槽サイズでも飼育可能です。
しかしボトルアクアリウムなど水量が少なく
水温や水質などが変化しやすい環境では
さすがに調子が悪くなることがあるため
30㎝水槽以上が飼育管理しやすいでしょう。



水槽サイズを大きくすれば飼育数も多くできますが
その分、繁殖して爆発的に増殖する可能性もあります。
増えすぎるとエビの糞による水質悪化、
水草の食害などの問題が発生します。
ほどほどにしましょう。


フィルター

水質を一定に保つためにもフィルターは設置した方が良いです。
ミナミヌマエビをメインの生体として飼育するときの
おすすめはメンテナンスしやすい外掛けフィルターです。



コケ取り生体として入れる場合はメインの
生体や水草に合わせていれば問題ありません。


照明

屋内で飼う場合は照明を設置しましょう。
設定時間になると自動でオンオフしてくれる
タイマーも設置すると良いでしょう。
同じ時間に照明が点灯・消灯することで
ミナミヌマエビの生活リズムも整い、
活発に活動するようになります。

水槽環境

水質

ミナミヌマエビは環境適応力が高いので
底床にサンゴ礁を使うなどして極端なアルカリ性や
酸性に寄っていなければ大丈夫でしょう。


しかし注意すべきはミナミヌマエビは
水質変化に弱いという点
です。
新たに迎える場合、元々の飼育水と
自分の飼育水の水質が異なるため
そのまま入れるとショックを受け弱まってしまうか
最悪の場合死んでしまします。
そのためきちんと水合わせや水温合わせを行うことが必要です。

水温

1℃~30℃

日本に生息するミナミヌマエビは
夏の高水温も冬の低水温でも大丈夫です。
しかし高水温や低水温はミナミヌマエビにとっても
厳しい環境なので
適温は20℃~25℃と考えましょう。

水流

水流はない方か良いです。
フィルターの排水口の向きを変えたり、
隠れ家・休憩場となるシェルターを設置しましょう。

レイアウト

底床材

砂利でも砂でも飼育可能です。
底でじっとしているよりも
何かに掴まり中層あたりにいることが多いので
特に気にすることはありません。


水草

自然界でも水草が繁茂する場所に多く存在するので
水槽にも入れた方が良いでしょう。
おすすめはアナカリス・マツモ・ガボンバなどの金魚藻と。



ネジレモ(スクリュー バリスネリア)など日本にも自生する水草です。
隠れることができるくらいの密度がある水草であれば良いです。

稚エビの隠れ家にもなるモスもおすすめです。


隠れ家

隠れ家は必須です。
隠れる場所がないとストレスを感じてしまいます。
水草を入れるだけでも隠れ家として機能しますので
その点からも水草は入れた方が良いでしょう。


エサ

エビ専用のエサが発売されています。

他の生体を飼っている場合は食べ残しを、
数匹しか飼っていない場合には水槽内のコケだけでも
十分なので特別エサを与える必要はありません。


繁殖させるには?


同じコケ取り生体として入れられるヤマトヌマエビと違い、
ミナミヌマエビは水槽内で繁殖します。
繁殖もミナミヌマエビ飼育の魅力のひとつです。

繁殖する条件

水温:20℃前後

自然界では春に多く繁殖するようです。
ヒーターで水温を一定に保っている場合は
年中繁殖する可能性があります。
その場合は下記の条件によります。

オスとメス

オスとメスがいないと繁殖できません。
2,3匹しかいない場合は、すべてがメスという
場合があるため注意が必要です。

調子が良い

この条件が最も重要です。
「調子が良い」とは

エサを十分食べている
水質が合っている

などが挙げられます。

繁殖するという行為はエビにとっては
かなり体力を消費するものです。
ヒトでも妊娠は大変ですよね。
つまり十分に栄養を蓄え、周囲の環境が整わなければ
繁殖できない
のです。

抱卵期間

3週間程度で母エビのおなかから稚エビが旅立ちます。
一般には水温が低ければ長期間になり、
水温が高ければ短期間になるようです。

孵化までの注意点

急激な水質変化はNG

抱卵中、急激な水質変化が生じると
母エビは脱皮をしてしまいます、
脱皮すると抱卵していた卵もそのまま抜け殻に残ります。

脱皮は成長するためか、
環境変化に順応するため
に行います。
そのため抱卵を確認したら
水換えの割合を減らしたり、
食べ残しに気を付けたりしましょう。

母エビから離れた卵は?

母エビから離脱し水中を漂っている卵は
孵化できません。
漂っている卵は除去しましょう。


稚エビの飼い方

まずは隔離した方が良いです。
他に生体を飼っていると食べられてしまいます。
その他の飼育環境は通常のミナミヌマエビと同じです。
急激な水質変化に気を付けましょう
エサを与える場合は親のミナミヌマエビのエサを
細かくして与えればよいです。


注意点

混泳について

大人のミナミヌマエビでも口に入ってしまう
魚との混泳は避けた方が良いです。

口に入らなそうな魚でも肉食が強い魚は避けましょう
無理にミナミヌマエビを食べようとして
詰まらせて死んでしまうことがあります。

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無理やりエビと食べたホトケドジョウ。

ミナミヌマエビが食べるコケ・食べないコケ

食べてくれるコケは

茶ゴケ

です。
コケが生えてきてまだ柔らかい(成長中)部分を食べます
茶ゴケでも成長して硬くなれば食べません。

食べないコケは

黒ひげコケ

藍藻

斑点状のコケ

です。
少しは食べてくれるかもしれませんが
大部分は除去できません。

冬にヒーターは必要?

ミナミヌマエビは日本に生息するので
特にヒータを入れる必要はありません。
しかし水槽内という少ない水量の環境は
変化しやすいため、
ヒーターで水温を一定に保った方が良いでしょう。


まとめ

ミナミヌマエビを飼育すると
エサやコケをハサミでツマツマして
食べる仕草が可愛く、意外に楽しく飼育できます。
ミナミヌマエビの飼育は難しくありません。
繁殖も容易で逆に増えすぎて困る方も多いほどです。
ぜひミナミヌマエビを飼育してみてください。