DIYなアクアリウム

2013年から始めたアクアリウム。小さいものから大きなものまで自作して節約する。管理しやすい陰性水草と最近話題のアクアテラリウムが好み。

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水槽に生えるコケの種類とコケ取り生体 〜コケの特徴と対策方法〜

アクアリウム水槽を維持していく上で
1番の敵はなんでしょうか?
筆者はコケだと考えます。

せっかくの水槽がコケで汚くなった

そんな方もいるかも思います。
そこでこの記事では水槽に生える主要なコケの種類から
そのコケを食べてくれるコケ取り生体まで紹介していきます。

コケによる影響

見栄えが悪くなる

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観賞用のアクアリウム水槽がコケによって
見栄えが悪くなります。
これが1番の影響でしょう。
ガラス面に発生したコケは水草や生体には
影響が全くないことがほとんど
です。
コケの発生は私たち鑑賞者への影響が1番大きいのです。

水草の成長阻害

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ガラス面に発生したコケが無害でも
水草に付着したコケは害があります。
葉にコケが付着すれば光合成がうまくできなくなるからです。
成長阻害となり枯れてしまいます。


コケが生える主な原因

富栄養化

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エサの与えすぎや肥料の添加のしすぎで
水の中の養分が過剰になるとコケが発生しやすくなります。
その他にも立ち上げ初期など
フィルター内のバクテリアが不十分なときも
発生しやすくなります。
富栄養化がコケ発生の主要因です。

長時間照明

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水草を育てたいからと照明を長時間付けていませんか?
必要以上の照明はコケの繁殖にも繋がります。
8時間前後の適度な点灯時間を心がけましょう。

フィルターのろ過能力低下

水草を長期間維持していてもコケが発生することはあります。
その原因の一つにフィルターのろ過能力の低下があります。
フィルターの目詰まりが主です。
定期的にフィルターの掃除をするとともに
インペラーやモーターなどは適宜交換していきましょう



水槽に生えるコケの種類

茶ゴケ

その名の通り茶色のコケです。
石やガラス面、フィルターのホース部分など
あらゆる場所に発生します。
ガラス面に付いたものはメラミンスポンジや
スクレーパーなどで簡単に除去できます。

原因

水槽の立ち上げ初期やエサの与えすぎなど
水質が安定していない時期によく発生します。
水槽内で余分な養分を分解できず、
その養分をもとに茶ゴケが発生してしまします。
ただ、水槽が安定してくると徐々に
見なくなっていきます。

斑点状コケ(スポット状コケ)

ガラス面に付着する斑点状のコケです。
アヌビアスなどの成長が遅い陰性水草の
葉にもよく見られます。
時間が経ってしまったものは強固に付着し、
スポンジで何度もこすって落とさなくてはなりません。

原因

原因はよくわかっていません。
長期間維持してきて安定した水槽でも発生します。
コケが発生しにくい環境(貧栄養)にするほか、
後述するコケ取り生体を入れて
発生直後のまだ柔らかい時に除去するのが良いでしょう。

黒ひげゴケ

黒い髭のようなもしゃもしゃしたコケです。
黒ひげゴケは排水パイプなど水流が強い場所に
発生することが多い
です。
成長・拡散スピードは速くはないですが
放置しておくと あっという間に水槽全体に広がります。

原因

主要な原因は外部からの持込みです。
黒ひげゴケが付着した水草を
そのまま水槽に投入することで拡散します。
特に排水パイプに付着してしまうと
水槽全体に広がるので注意が必要です。

糸状コケ(糸状藻)

糸のようなコケです。
このコケは繁殖力が強いことに加え、
コケ自体が丈夫で引っ張ってもちぎれません。
ウィローモスなどに付着したものを引っ張って取ろうとすると
活着したウィローモスまで取れてしまいます。

原因

原因は他のコケと同じように富栄養化ですが
水草の生育環境と似ているため、
適切に維持している水槽でも発生します。
そのためコケ取り生体を入れて対策するのが良いでしょう。

アオミドロ(とろろ状コケ)

アオミドロはヌメっとしている
緑色のふさふさとしたコケです。
名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
浮草の根や水槽の隅に繁殖することが多いです。

原因

富栄養化はもちろんですが、
水槽に日光が直接当たっていることも大きな原因です。
アオミドロは糸状藻で日光が当たることで
光合成をしてどんどん成長していきます。
一部分が当たっていても発生しますので
きちんと遮光することが大切です。

藍藻(シアノバクテリア)

のり状の緑や濃い紫色をしたコケです。
砂利や石の表面に付着し、
においが強いのが特徴です。
つかんで引っ張るだけなので除去自体は簡単ですが
完全に除去しないと再び発生します。
においだけでなく毒素を発生させるので
アクアリウム水槽において一番厄介な苔です。

原因

黒ひげゴケと同様、外部からの持込みが主要因です。
藍藻が発生するのは水の流れがない淀んだ場所です。
水槽の角や厚く敷きすぎた砂などに発生します。


コケ取り生体と食べるコケ

エビ

ミナミヌマエビ

コケ取り生体として最も有名なもののひとつです。
日本全国に生息しているため、
冬の低水温から夏の30度付近の水温まで適応します。
また水槽内での繁殖が容易なので
定期的に追加購入する必要はありません。

食べるコケ

糸状コケ(糸状藻)アオミドロ(とろろ状コケ)

ヤマトヌマエビ

ミナミヌマエビより一回り大きいエビです。
コケ取り生体の代表です。
ミナミヌマエビよりもコケ取り能力は強いですが、
新芽などやわらかい水草への食害があります
そのため水槽サイズに合わせた数だけ入れるようにしましょう。

食べるコケ

糸状コケ(糸状藻)アオミドロ(とろろ状コケ)

ビーシュリンプ

ミナミヌマエビよりも小さな観賞用のエビです。
観賞用なのでコケ取り生体として
水槽に入れる方は少ないです。
またコケ取り能力も低めです。
水槽内のすべての生体にこだわる方には良いかもしれません。

食べるコケ

糸状コケ(糸状藻)アオミドロ(とろろ状コケ)

石巻貝

コケ取り生体と言われて1番に思いつくものでしょう。
エビがあまり食べてくれない
ガラス面のコケを食べてくれます。
淡水では繁殖しませんが、
白い卵を産み付けることがあります。
ひっくり返ってしまうと自力で
起き上がれない
ので手伝ってあげましょう。

食べるコケ

茶ゴケ斑点状コケ(スポット状コケ)

フネアマガイ

貝の中で最もコケ取り能力が強いとされている種です。
アワビのような形をしており、
ガラス面に強力に張り付きコケを食べます。
水草のコケはあまり食べないようです。

食べるコケ

茶ゴケ斑点状コケ(スポット状コケ)

レッドラムズホーン

見た目が美しい貝です。
コケ取り能力は非常に強く、
アクアリウム水槽の強い味方です。
しかし水槽内で爆発的に繁殖してしまいます。
増えすぎると逆に見栄えが悪くなります。

食べるコケ

茶ゴケ斑点状コケ(スポット状コケ)

オトシンクルス

吸盤のような口を持つコケ取り魚での代表格です。
水草や石に生えたコケはもちろん、
ガラス面のコケも食べてくれます。
コケを主食とするためにコケがなくなると餓死してしまいます
長期飼育するためには人工餌を入れるなど工夫が必要です。

食べるコケ

茶ゴケ糸状コケ(糸状藻)

ブラックモーリー

黒入りの体色をした魚です。
なんでも食べるという印象で
コケだけでなく人工餌も食べます。
人工餌に慣れてしまうとコケ取り能力が低下します。
コケだけでなく油膜も食べてくれるという
長所があります。

食べるコケ

糸状コケ(糸状藻)藍藻(シアノバクテリア)

サイアミーズ

黒いラインが入るムギツクのような魚です。
この魚の最大の特徴は
他のコケ取り生体があまり食べない黒ひげゴケを食べてくれることです。
黒ひげゴケに困っている飼育者も多いため貴重な存在ですが、
体長が12㎝くらいと以外を大型化する点は注意が必要です。

食べるコケ

茶ゴケ斑点状コケ(スポット状コケ)黒ひげゴケ


さいごに

アクアリウム水槽を困らすコケと
そのコケを食べるコケ取り生体を紹介しました。
コケを発生させないためには
エサを与えすぎず富栄養化させないのが
1番の対策です。

またコケ取り生体といっても
種類によって食べるコケ・食べないコケがあるため
導入前にはこの記事を参考にしてください。