DIYなアクアリウム

2013年から始めたアクアリウム。小さいものから大きなものまで自作して節約する。管理しやすい陰性水草と最近話題のアクアテラリウムが好み。

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種類別 ドジョウの飼い方!生態やエサ、飼育環境のまとめページ

日本人におなじみのドジョウ。
食材としても利用されますが
今回は観賞魚としてのドジョウについてまとめます。

初心者でも飼いやすい?

飼育環境について知りたい

エサは何がいいの?

そんな疑問を解決するまとめページです。

ドジョウについて

特徴

口ヒゲと細長い体が特徴のドジョウ。
自然界では小川や田んぼなどに生息しています。

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口ひげの数は種類によって異なりますが
このヒゲには味蕾(味を知覚する器官)があるため
ヒゲを使ってエサを探しています

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普通の魚のようにエラ呼吸も行いますが
水中の酸素量が減ってくると
水面まで上がってきて空気を吸って空気呼吸も行います

寿命

寿命は10年と観賞魚の中でも長寿です。
そのため最後まで飼い続けることができるのか
についても十分考えてから飼育し始めましょう。

途中で自然に放してはいけません


ドジョウの種類

マドジョウ

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ドジョウと聞いて思い浮かべるのが
この茶色のドジョウではないでしょうか?
川や田んぼで捕まえるドジョウも
マドジョウであることが多いです。

身の危険を感じると砂に潜ります。

ヒドジョウ


マドジョウの色素変異個体です。
明るい色以外はマドジョウと同じですが
ショップでは1匹1000円前後とマドジョウよりも高値で売られています。

シマドジョウ


白地に濃い縞模様が特徴的なドジョウです。
日本固有種で日本にしかいません。
地域によって大きさや縞模様が異なります。


一言でシマドジョウと言っても
地域によって細かく分類されています。
それぞれを見分けるのはかなり困難で
意外と奥が深いドジョウです。

ホトケドジョウ


浮き袋が発達しているため泳ぎが得意なドジョウです。
山間部の細流や流れが穏やかな小川に生息しています。

顔が平たく中層を泳いでいるため
ドジョウらしくないと感じられるでしょう。
エサも肉食寄りです。

愛嬌のある顔・仕草から人気のあるドジョウです。

アジメドジョウ


他のドジョウよりも細身のドジョウです。
藻類を食べるためおいしくいただけます。
名の由来も「味女ドジョウ」から来ています。

海外のドジョウ

海外のドジョウは「〇〇ローチ」と呼ばれています。
「ドジョウ」の英語が「ローチ」なのです。
色彩が鮮やかな個体も多く
日本のドジョウにはない良さがあります。



飼い方

水槽設備

水槽

サイズ

最低でも45㎝の水槽が良いでしょう。
成長して20㎝を超える個体もあるので
あまりに狭い水槽だとドジョウもストレスを感じて
長く生きられません

ガラス蓋

ドジョウは底にいるだけでなく
意外に泳ぎ回ります。
飛び跳ねることもしばしばあるので
必ず水槽には蓋をして飛び出させないようにしましょう


フィルター

フィルターも設置した方が良いです。
水中の酸素量が少なくなっても肺呼吸ができるので
心配ありませんが、維持管理のことを考えると
フィルターを稼働させた方が楽
です。
コケも付きにくくなるので観賞しやすくなります。

照明

屋内で飼う場合は照明を設置しましょう。
設定時間になると自動でオンオフしてくれる
タイマーも設置すると良いでしょう。
同じ時間に照明が点灯・消灯することで
ドジョウの生活リズムも整い、
体色も良くなります。

水槽環境

水質

ドジョウはそれほど水質にうるさくなく
環境適応力が高い魚です。
底床にサンゴを使うなど極端にアルカリ性や
酸性に寄った水質でなければ大丈夫
でしょう。

ですがカルキ抜きは必ず行い、
カルキ抜きした水道水であれば
問題なく飼育することができます。

水温

15℃~30℃

日本に生息するドジョウなので
冬の冷たい水でも、
夏の30℃付近の水でも生きられます。
と言ってもそのような環境は
ドジョウにとっても厳しい環境なので
適温は25℃前後と考えましょう。

ホトケドジョウなど種類によっては
冷水を好む種もあります。
ホトケドジョウの適温は
20℃前後と考えればよいでしょう。

水流

種によって水流の有無は変わります。
水流がない環境を好む種の場合は
フィルターの排水口の向きを変えるなど
水流を起こさないように注意しましょう。

水流がない方が良い種

マジドジョウ
ヒドジョウ
シマドジョウ
ホトケドジョウ


水流があった方が良い種

アジメドジョウ
シマドジョウ


水深

自然界では水深が浅い場所に生息することが多いドジョウですが
飼う時は特に気にすることはありません。

レイアウト

底床材

砂質の底床材が良いでしょう。
砂に潜る瞬間も見ることができますし
見栄えも良くなります。
3㎝厚くらいに敷くのがおすすめです。

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砂に潜ったシマドジョウ。

生息地の泥や土を使用することもできますが
水中に舞ってしまったり異臭がしたり、
管理が面倒になるので避けた方が無難です。


水草

見栄えが良くなる点では水草を入れた方が良いです。
しかしドジョウは植えた水草を掘り起こしてしまうので
入れる水草は限定されます。

おすすめの水草を下に記します。

金魚藻

流通量も多く安価で育成も容易な水草です。
成長が早く水の浄化作用も期待できます。


活着性の水草

石や流木に活着する水草で
ドジョウに掘り起こされる心配はありません。
成長は遅く頻繫なトリミングが必要ないため
管理しやすい水草です。


浮草

水面に漂っているため
ドジョウによってレイアウトが崩れる心配はありません。


隠れ家

隠れ家は必須です。
身を隠す場所があることでドジョウも安心でき
ストレスを軽減することができます。

よくある土管型の隠れ家や水草の影、
石や流木のすき間も隠れ家として利用します。

アジメドジョウは石のすき間に隠れる、
シマドジョウは砂に潜るなど
種類によって隠れ家の好みは異なります。

エサ

人工エサにもよく餌付くので市販の
ドジョウ用のエサのほか、
日本淡水魚用のエサも利用できます。

沈下性のあるエサが良いでしょう。



注意点

混泳について

同種個体

もともと群れで生活する魚なので
1匹だけで飼うよりは3匹くらいで飼う方が良いです。
1匹だけで飼うと短命になってしまうようです。
ストレスが原因でしょうか?

他種個体

ドジョウを食べない魚であれば基本的にはできます。
ドジョウは低層で生活するので
上層や中層を主に泳ぐ魚が良いでしょう。
金魚やメダカは良く混泳される魚です。

ホトケドジョウの場合は肉食寄りなので
ホトケドジョウの口に入るサイズの魚は
食べられてしまう恐れがあります。

食べ残しだけでは不十分?

ドジョウを他の魚と混泳させると
ドジョウは他の魚の食べ残しを食べてくれます。
しかし、ドジョウの飼育数にもよりますが
食べ残しだけでは不十分なことが多いです。

エサの与えすぎは水の汚れに繋がるため良くないですが、
ドジョウ用に沈下性のあるエサを与えた方が良いと思います。

冬にヒーターは必要?

日本に生息するドジョウは冬の低水温でも
活動を鈍くしたり泥の中に潜ることで
エネルギーを節約し、生きられます。
これは秋にしっかりと栄養を摂取することが必要です。

水槽で飼う時はエサをたくさん与えない限り
栄養を余分に蓄えることはできません。
そのままの状態では冬の厳しい環境に
耐えることができず死んでしまいます。

そのため水槽ではヒーターを設置して
水温を15℃以上に保つことをおすすめします



まとめ

ドジョウは身近な生き物で飼育しやすい魚です。
愛嬌のある姿や仕草も人気の理由のひとつです。
飼育するときは45㎝以上の水槽を選択し
フィルターを設置しましょう。
また、隠れ家となるものを配置し
数匹で飼うなど
ストレスを軽減することが
ドジョウ飼育の一番のポイントです。