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2013年から始めたアクアリウム。小さいものから大きなものまで自作して節約する。管理しやすい陰性水草と最近話題のアクアテラリウムが好み。

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陰性水草ブセファランドラの種類・育て方

ブセファランドラという植物を知っていますか?
アヌビアス・ミクロソリウム・クリプトコリネ・ボルビティスなどと同じく陰性水草です。

ブセファランドラってどんな植物?

育て方は簡単なのかな?

そんな方々へ向けて今回はブセファランドラの種類から育て方・増やし方まで詳しく解説していきます。

ブセファランドラとは

特徴

アヌビアスと同じサトイモ科に分類される植物です。
最大の特徴は葉の美しさでしょう。
緑から鮮やかな青まで色彩豊かで
金属光沢のようなキラキラとしたラメが入っています。


また、アヌビアスと同じく花を咲かせる水草としても有名です。
他の陰性水草同様、成長速度は遅めですが
低光量でもCO2無添加でも育つため
育成難易度は低いです。

分布

東南アジア ボルネオ島に自生しています。
自然界では川沿いの(とくに上流部の)、
水しぶきがかかる岩などに着生しています。
自然界では完全に水中にあるのではなく
半水生で一部が水に浸かっている環境
です。

現地ではブセファランドラが乱獲されたり
開発によって生息地が破壊されています。
成長が遅いブセファランドラはこのような行為によって
壊滅的な状態に陥ってしまうので何らかの保全が大切になってくるでしょう。
そのため購入するときはワイルド株(現地で採取された株)ではなく
自家増殖株を購入するのが良い
でしょう。


ブセファランドラの種類

ブセファランドラはボルネオ島に自生する植物です。
残念ながらブセファランドラは詳しく研究がまだなされておらず、学名がない種が流通していることもしばしばあります。
そのため採取場所で流通名が変わっていることもあり、
本当は同じ種だけど名前が違うこともあり得ます。

見た目が似てるけど違う名前だ

と思うことも多いでしょう。

小型種

カユラピス

小さな細長い葉のブセファランドラです。
小さな葉にはちゃんとラメが入ります。
主に前景に用いられ、密に生育された株は見応えがあります。


中型種

クダガン

クダガンからブセファランドラが有名になったと
言われるくらい人気が高い種です。
同じ株でも赤みが強い葉だったり紫だったりと
これだけでも水槽内で目立つ水草になるでしょう。
1番流通量が多いので、手を出しやすい種です。


西カリマンタン

こちらも流通量が多い種です。
クダガンと比べると葉の形状は似ていますが
葉の色は緑が強く成長も気持ち速い種です。


クアラクアヤンⅡ

クダガンと比べると葉のウェーブが少ない種です。
この種も流通量が多く手に入りやすいでしょう。


ブラウニーパープル


紫の葉が特徴的な種です。
葉の形状はクダガンを似ています。

ティア ブルー


全縁の丸みを帯びた葉が特徴です。
角度によって鮮やかな青が見れます。
「ティア」が種名にあるものは
葉のラメが多く密に分布する特徴があります。

ブラックロッサ


濃緑の葉でつやのある葉が特徴です。

バガリエータ

最も高価なブセファランドラのひとつです。
葉に斑が入り、レア度も高いため
コレクターにとって憧れの種です。

大型種

大型種は一般的に水上栽培が適しており、
水中では溶けてしまうことが多いです。

スケルトンキング(キシィ)

葉脈が浮き出る大型のブセファランドラです。
株によって緑が強い株や紫が強い株があります。


パールグレイ

全縁の葉でティアと同様にラメが多く入る種です。


ジャイアント ベルベット

細長い葉はカユラピスと似ていますが
大型化する種です。
濃緑で比較的葉は厚くなります。



育て方

水質

水温

20℃~28℃

pH

5~7

二酸化炭素

添加しなくても育ちます。
添加した方が成長速度は速いですが
その分コケがついてしまうことがあります。

活着させる

用意するもの

テグス
ハサミ
流木・石(活着させるもの)


方法

すでに成長した根を切る

伸びた根は活着しないので切ります。
その時に株を傷つけないように注意しましょう。

活着させるものに巻き付ける

流木や石にブセファランドラを置き、
テグスでぐるぐると巻き付けていきます。
その時に強く締めすぎないように注意しましょう。


おすすめな増やし方

ブセファランドラは成長が遅いと紹介しましたが、
早く増やしたい場合は水中よりも水上管理をおすすめします。
株に浸るくらい水を張って管理します。
その時、水槽に蓋をするかラップをして
湿度を保つようにしましょう
定期的に霧吹きで葉水しましょう。


気をつけること

コケが付きやすい

成長速度を早めるために
照明を明るくしたり、
二酸化炭素を添加したり、
液肥を添加すると
コケがブセファランドラの葉を覆い尽くします。

コケ取り生体を入れれば良いと思うかもしれませんが
コケの種類によっては期待できません。

対策としてはコケが発生しにくい水槽にすることです。
・低光量
・二酸化炭素無添加
・貧栄養

これがブセファランドラをキレイに維持するベストな環境です。

溶けてしまう

ブセファランドラは丈夫な水草と紹介しましたが、
飼育すると葉や株が溶けることがあります


この画像は同じ葉を撮ったものですが
下の画像を見ると葉のラメが消えていることが分かります。
実際、この後この葉は溶けていきました。

溶ける主な原因としては下記が挙げられます。

導入直後

導入直後は水質などの急激な変化に対応できず
葉が枯れる(溶ける)ことがあります。
株さえ溶けていなければまた葉を展開していくでしょう。

水が淀んでいる

ブセファランドラは川沿いに自生する植物なので
水流のない淀んだ環境は苦手です。
そのため水槽内に適度な水流を発生させましょう

株や葉が傷んでいる

株や葉が傷んでいると溶けることがあります。
葉の場合は傷ついた葉だけ溶けて済みますが、
株の場合は全て溶けてなくなることがあります。

溶けそうな株は水上栽培するなど対策しましょう。


まとめ

ブセファランドラは葉のラメや色合いから
コレクターが多く、価格も少し高めの植物です。
しかし価格の割に飼育しやすく、
大きな株は見応えがあります。

特に気を付けることは、
活着させるときに株を痛めない
淀みに配置しない
です。

皆さんもブセファランドラに挑戦してみましょう。