DIYなアクアリウム

2013年から始めたアクアリウム。小さいものから大きなものまで自作して節約する。管理しやすい陰性水草と最近話題のアクアテラリウムが好み。

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上部フィルターはメンテナンスしにくい? 体験してわかる上部フィルターのメンテナンス性

2013年からアクアリウム水槽を始めて
今までさまざまなフィルターを使用してきました。


新しいタイプのフィルターを使う前には
ネットでいろいろ調べてから使い始めていました。


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その中で

「上部フィルターはメンテナンスが楽」

と紹介されていることが多いことに気がつきました。


私も上部フィルターは3年ほど使用していましたが
言うほどメンテナンス性の高さは感じられませんでした。


そこでメンテナンス性が高いとされる上部フィルターについて私の体験談を紹介します。

上部フィルターの特徴

上部フィルターはその名の通り
水槽の上に置くタイプのフィルターです。

ポンプで水をろ過槽へ吸い上げ
ろ過されたあとは重力によって水槽内へ排水されます。

長所

物理ろ過能力が高い

上部フィルターはフィルター最上部のろ材である
ウールマットによってフンや食べ残しを
取り除きやすい構造です。

そのため金魚や大型魚などフンが多い
生体メインの水槽に適します

酸素を取り込みやすい

水をろ過槽へ汲み上げる際や
水槽内へ排水される際に空気が含みやすい構造です。


そのためフィルター内のバクテリアの働きが活発になったり生体が酸欠になることは少ないです。

短所

照明のスペースが限られる

水槽の上半分がフィルターで占められるので
照明が前面にしか置けません。

そのため後方がどうしても暗くなってしまいます。
低光量でも育つ水草であれば問題ありませんが
高光量を必要とする水草育成には向きません

発生音が大きい

上部フィルターのモーターの音は意外と大きいです。
また、フィルターの排水口から落ちる水の音も気になります。
水位を高くしても落水時に空気が混入するため静音性は低いフィルターです。


メンテナンス性が高いと言われる所以

フタを開けるだけ

フィルターのフタを開ければろ材が現れるので
すぐ交換できる
からです。

外部フィルターは水槽から本体を取り外してからでないと交換できません。

そのためフタを開けるだけで交換できる上部フィルターの方がメンテナンス性は高いと言われています。

ろ材の汚れが把握しやすい

水槽の上部にあるフィルターは
普段から目につきやすく、ろ材の汚れを把握しやすいです。

フィルター掃除するタイミングが分かりやすいです。
これもメンテナンス性の高さと言えるでしょう。


実際に体験してみて

使用していたフィルター

GEXのグランデカスタム600です。
2段構えになっており、
上層でウールマットによる物理ろ過、
下層で多孔質ろ材による生物ろ過ができます。
ろ材容量が大きく他の人のレビューでも
高評価を受けている上部フィルターです。


メンテナンス時の留意点

水が垂れる

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フタを開けるだけで交換できると言っても
水を含んだウールマットの交換はやや面倒です。

気をつけないと交換するときに周囲に水が垂れてしまうため
お手軽にメンテナンスとは言えなかった
です。

また、上部フィルターはろ材容量を増やすため
2段構造になっていることがあります。
下層のろ材を交換する際には
まず上層のろ過槽を移動させなければなりません


上層のろ過槽は下層へ水を供給するための穴が多く開いているので水が垂れやすいのです。

多孔質ろ材の交換しにくさ

リング状ろ材などの多孔質ろ材は
時間とともにすり減っていきます。

それとともに、ろ材に繁殖するバクテリアの死骸がろ材の微小な穴を塞いでしまい
ろ過能力が低下する可能性が出てきます。

そのためどのフィルターでも数年に1度、
ろ材全体の1/3程度を交換する必要があります。

上部フィルターは水槽の上にあるため
かなり交換しにくかったです。
フィルター本体ごと移動させて交換した方が楽でした。

そうなると外部フィルターの方が
ホースから切り離せば水が垂れることなく
交換できますので上部フィルターにおけるメンテナンス性のメリットはないと感じました。



体験したからこそ分かる良さ

圧倒的なろ過能力

ろ過する過程で酸素と多く取り込みますので
バクテリアの働きが活発になり
ろ過能力の高さが実感できました。

同時に他の水槽で外部フィルターも使っていましたが
私の飼育環境では上部フィルターの方が
ろ過能力は高いと感じました


油膜ができない

アクアリウム水槽を長期間維持していると
水面に油膜が張ってしまい
どうしても気になります。

上部フィルターは空気を多く含むせいか、
油膜が発生したことはありませんでした

夏の冷却が楽

夏になると水温上昇に悩まされます。
上部フィルターであればフィルターの蓋を
開けることで水の冷却効果が高まる
ので
水温上昇を抑えることができます。

ただ蓋を開けるだけでは水が飛び散るので
濡れてほしくない場所をガードする必要はあります。


まとめ

上部フィルターは圧倒的なろ過能力や
油膜ができにくい点など
フィルターとしての機能は申し分ありません。
しかしろ材交換時の水漏れなど
紹介されているほどの高いメンテナンス性
は私は享受できませんでした。

これは私の個人的な感想です。
どのフィルターにも向き不向きがあるので
自分の水槽にできるだけ適合するフィルターを
見つけていきましょう。