DIYなアクアリウム

2013年から始めたアクアリウム。小さいものから大きなものまで自作して節約する。管理しやすい陰性水草と最近話題のアクアテラリウムが好み。

DIYなアクアリウム

アクアテラまとめ
アクア三角
採取
シダ・コケ特集
アヌビアス特集
アクアテラリウム土台自作part1
画像の説明
画像の説明
画像の説明
画像の説明
画像の説明

簡潔にアクアリウム水槽のフィルターについて説明する 〜種類・特徴・選び方〜

水をキレイに保つフィルターは
アクアリウム水槽に欠かせないもののひとつです。


新しく始める方は特に

種類が多すぎてどれを使えばいいかわからない

物理ろ過とか生物ろ過の説明がわかりにくい

手間がかからないフィルターは何?



などと思うかもしれません。


そこでこの記事ではフィルターについて
簡潔わかりやすく説明します。

フィルターの役割

アクアリウム水槽は日々、魚のフンや
エサの食べ残しなどが溜まっていきます。

このまま放置すると生体が死んでしまったり
コケが異常発生するなどさまざまな問題を引き起こします。

フィルターには汚れを取り除き
水槽の水質をキレイに保つ役割
を担っています。

f:id:wkldpiqbl:20181119203133j:plain
そんなアクアリウムに不可欠なフィルターには
次の3つのろ過機能があります。
3つのろ過機能をそれぞれバランス良く
組み合わせることが大切
です。

物理ろ過

目の細かいスポンジなどでゴミを
引っ掛けて取り除くろ過機能
です。

1番イメージしやすいろ過機能だと思います。
これで比較的大きなゴミは取り除くことができます。

生物ろ過

微生物の働きで有害物質を無害な物質に分解して
水をキレイにするろ過機能
です。

アクアリウム水槽において生物ろ過が1番重要です。
有害物質の主要成分であるアンモニア(生体のフン)は
水に溶けやすく物理ろ過・吸着ろ過では
取り除くことができないためです。

そのため生物ろ過能力をいかにあげるかが
フィルターの肝となります。

吸着ろ過

水中内の汚れを吸着する素材で取り除くろ過機能です。
主な素材はゼオライトや活性炭などです。
炭を臭い消しに使用していることを考えると
イメージしやすいのではないでしょうか?

しかし吸着する量には限界があるので
水が濁ったり異臭が発生した時の
一時しのぎとしての利用が多い気がします。


主要なフィルターの種類・特徴

投げ込み式(水中)フィルター

水槽内にフィルター自体を入れて使用するタイプです。
1番馴染みのあるフィルターではないでしょうか?
いわゆる「ぶくぶく」と称されるフィルターです。


特徴

安価
設置が容易
同時に空気を送り出す

よくある金魚の飼育セットに入っているフィルターで
安価かつ設置も簡単なのが最大の特徴です。

また、水槽内に空気を同時に送り出すので
生体メインの水槽に使用するのが良いでしょう。

幅45cm未満の小型水槽から始める方にはオススメです。

注意点

水槽内で目立つ
ろ過能力が低い

ろ過能力が低いため小型水槽にしか使用できず、
余計目立つ存在となってしまいます。

定期的にろ材を交換する必要があることも
注意する必要があります。
あまり多くの生体は入れられません

外掛けフィルター

水槽の枠に引っ掛けて使用するタイプのフィルターです。
こちらも45cm以下の水槽セットに入っていることが多いです。


特徴

安価
設置が容易
メンテナンスが楽

外掛けフィルターも安価かつ設置が容易なので
はじめての方にオススメのフィルターです。

フィルターの蓋は外すことができるため
ろ材を交換するなどのメンテナンスがしやすい構造です。

注意点

ろ過能力が低い
水流の調節が難しい

かなりコンパクトなフィルターなので
ろ過能力がどうしても低くなってしまいます。

また、水流が強すぎる場合に調節ができないことがある点にも注意が必要です。

ただ、ろ過能力の低さを除けば大きなデメリットがない
バランスの良いフィルターといえます。

上部フィルター

水槽の上部に設置するタイプのフィルターです。


特徴

ろ過能力が高い
設置に余分なスペースが必要ない
設置が容易

商品によってはろ過容量の増設も可能で
ろ過能力、特に物理ろ過が優れています

水槽の上に置くだけなので設置が簡単で
フィルターのための余分なスペースも必要ありません。

注意点

照明のスペースが限られる
音が大きい
フチあり水槽で使用する

水槽の上部半分を占めるため
照明を置くスペースが前方のみとなります。
そのためどうしても後方が暗くなってしまいます。

上部フィルターを稼働させ水を循環させると
かなりの重さになります。
その重さに耐えられるように水槽に黒いフレームがある
フチあり水槽で使用する必要があります

外部フィルター

水槽内には排水パイプと給水パイプのみを設置し、
フィルター本体は水槽台の中や水槽の横に設置するタイプのフィルターです。

あらゆる大きさの水槽に適応でき
最も汎用性の高いフィルターです。


特徴

ろ過能力が高い
フィルター本体を隠せる
音が静か

ろ過容量が大きく、さまざまなろ材を
組み合わせることができるのでろ過能力が高いです。

各メーカーからさまざまな部品が発売されているためカスタマイズ性が高いことも特徴のひとつです。

静音性が高く、フィルター本体が隠せるため
1番インテリア性が高くなります


注意点

高価
設置が難しい

フィルターからのパイプの長さを調節したり
設置が1番難しいフィルターです。

値段も高価なので初心者や初期投資を抑えたい方にはオススメできません。



その他のフィルター

ここで紹介するフィルターもよく用いられています。
やや飛ばし気味で紹介します。

読み飛ばしても構いません。
読み飛ばす

オーバーフロー水槽

水を水槽の下のろ過槽に落とし
ろ過された水をポンプで汲み上げるタイプのフィルターです。
ろ過容量が大きいためろ過能力が高く
マリンアクアリウムや大型魚水槽によく用いられます。


スポンジフィルター

スポンジにバクテリアを繁殖させろ過するタイプです。
他のフィルターの吸水口にセットするという使われ方がよくされています。


底面フィルター

底床をろ材として使うタイプのフィルターです。
ろ材容量が他のフィルターよりもかなり大きいため
ろ過能力、特に生物ろ過が優れています。

しかし目詰まりを起こしやすいため
日々のメンテナンスが必要になります。


流動式フィルター

最近登場した新しいタイプのフィルターです。
円柱状の本体にろ材を入れて水を循環させると
ろ材が流動的に動きます。
目詰まりを起こさないことが最大のメリットです。



フィルターの選び方

主要なフィルターとして紹介した
フィルターから目的別のオススメを紹介します。

飼育環境で選ぶ

生体メイン水槽で使う

上部フィルター
生体を多く入れる水槽は
エサの食べ残しやフンなど水が汚れやすい環境です。
そのためろ過能力が高いフィルターが良いです。

また上部フィルターは構造上、酸素を取り込みやすくなっているため生体メインの水槽に1番オススメのフィルターです。

ろ過能力が高さでいえば外部フィルターも当てはまりますが
フンや食べ残しで目詰まりが起こりやすくなります。

そのため特に物理ろ過能力が優れる
上部フィルターの方が適しています。


水草メインの水槽で使う

外部フィルター
水草育成のための二酸化炭素添加をする場合、
水中な添加した二酸化炭素が空気中へ拡散しにくいフィルターにする必要があります。

最も適し、最も使用されているフィルターが外部フィルターです。
各メーカーからもさまざまなカスタマイズ商品が発売されており、ほとんどこれ以外の選択肢が考えられません

外部フィルターは高価なフィルターなので
初期投資を抑えたい方は外掛けフィルターでも良いですが
やはり外部フィルターにする方が無難です。


コスパが良いフィルターを選ぶ

上部フィルターor外掛けフィルター
初期投資を抑えたいがろ過能力も妥協したくない
そんな方にオススメなのが上部フィルターです。

ろ過能力の高さは上述したとおりですが、
3000円程度で購入できるため
かなりコストパフォーマンスに優れています。



上部フィルターは照明を置くスペースを制限してしまうので
水草メインであれば外掛けフィルターをオススメします。

メンテナンスのしやすさで選ぶ

外掛けフィルター
外掛けフィルターはコンパクトかつ
フィルターのフタを開ければろ材交換ができるので
メンテナンス性は最も優れています。

上部フィルターもメンテナンス性が良いと紹介されますが
経験上メンテナンスは容易でも
水が飛び散ることが多く案外手間でした。

そのため総合的なメンテナンス性の高さは
外掛けフィルターが最も優れているでしょう。


水槽内で目立たないフィルターを選ぶ

外部フィルター
フィルター本体を水槽台の中に隠すことができる
外部フィルターが1番目立ちません。

フィルターが目立たなければ水槽がスッキリとし
インテリア性も高くなるため
リビングなど目につく場所の水槽にオススメです。


静かなフィルターを選ぶ

外部フィルター
アクアリウム水槽から生じる音といえば
落水音とフィルターのモーター駆動音などがあります。

外部フィルターはフィルターの中で
最もモーター駆動音が小さく、
落水音も調整することでなくすことができるため
静音性が最も高いフィルターです。




はじめてのフィルターに最適なのは?

外掛けフィルター
はじめての方にオススメするのが外掛けフィルターです。
ろ材とセットになっていることが多く
設置が簡単メンテナンスも楽なので
まずは外掛けフィルターから始めることをオススメします。

おわりに

アクアリウム水槽のフィルターには
かなりの種類があり、どれを選べば良いか迷うと思います。

どのような水槽にするかが
はっきりしていれば必然的に
使用するフィルターが決まってきます。

しかしはじめての方など
どんな水槽にしようか定まってなければ
外掛けフィルターから始めるのが良いでしょう。