DIYなアクアリウム

2013年から始めたアクアリウム。小さいものから大きなものまで自作して節約する。管理しやすい陰性水草と最近話題のアクアテラリウムが好み。

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【初心者向け】アクアリウム水槽のフィルターの選び方について説明する 〜種類・特徴〜

水をキレイに保つフィルターは
アクアリウム水槽に欠かせないもののひとつです。

種類が多すぎてどれを使えばいいかわからない

物理ろ過とか生物ろ過の説明がわかりにくい

手間がかからないフィルターは何?



新しく水槽を始める方は
特にそんな風に思うかもしれません。
私も始めたときはそうでした。

そこでこの記事ではフィルターについて
簡潔にわかりやすく説明します。


POINT

①飼育環境・水槽を置く場所などで選ぶ
②大型魚を飼いたいなら上部フィルター
③維持管理のしやすさなら外掛けフィルター
④静かなフィルターなら外部フィルター
⑤フィルターを設置しないという選択肢もある




フィルターの役割

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アクアリウム水槽は日々、魚のフンや
エサの食べ残しなどが溜まっていきます。

このまま放置すると生体が死んでしまったり
コケが異常発生するなどさまざまな問題を引き起こします。

フィルターには汚れを取り除き
水槽の水質をキレイに保つ役割
を担っています。


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そんなアクアリウムに不可欠なフィルターには
次の3つのろ過機能があります。
3つのろ過機能をそれぞれバランス良く
組み合わせることが大切
です。

物理ろ過

目の細かいスポンジなどでゴミを
引っ掛けて取り除くろ過機能
です。

1番イメージしやすいろ過機能だと思います。
これで比較的大きなゴミは取り除くことができます。

生物ろ過

微生物の働きで有害物質を無害な物質に分解して
水をキレイにするろ過機能
です。

アクアリウム水槽において生物ろ過が1番重要です。
有害物質の主要成分であるアンモニア(生体のフン)は
水に溶けやすく物理ろ過・吸着ろ過では
取り除くことができないためです。

そのため生物ろ過能力をいかにあげるかが
フィルターの肝となります。

吸着ろ過

水中内の汚れを吸着する素材で取り除くろ過機能です。
主な素材はゼオライトや活性炭などです。
炭が消臭剤として利用されていると考えると
イメージしやすいのではないでしょうか?

しかし吸着する量には限界があるので
水が濁ったり異臭が発生した時の
一時しのぎとしての利用が多い気がします。


フィルターの種類と特徴

フィルターにはいろいろな種類があります。
それぞれについて簡単にまとめていきます。

投げ込み式(水中)フィルター

水槽内にフィルター自体を入れて使用するタイプです。
1番馴染みのあるフィルターではないでしょうか?
いわゆる「ぶくぶく」と称されるフィルターです。

特徴

安価
設置が容易
同時に空気を送り出す

よくある金魚の飼育セットに
入っているフィルターで、
安価かつ設置も簡単なのが最大の特徴です。

また、水槽内に空気を同時に送り出すので
生体メインの水槽に使用するのが良いでしょう。

幅45cm未満の小型水槽から始める方にはオススメです。

注意点

水槽内で目立つ
ろ過能力が低い

ろ過能力が低いため小型水槽にしか使用できず、
余計目立つ存在となってしまいます。

定期的にろ材を交換する必要があることも
注意する必要があります。
あまり多くの生体は入れられません

外掛けフィルター

水槽の枠に引っ掛けて使用するタイプのフィルターです。
こちらも45cm以下の水槽セットに入っていることが多いです。

特徴

安価
設置が容易
メンテナンスが楽

外掛けフィルターも安価かつ設置が容易なので
はじめての方にオススメのフィルターです。

フィルターの蓋は外すことができるため
ろ材を交換するなどのメンテナンスがしやすい構造です。

注意点

ろ過能力が低い
水流の調節が難しい

かなりコンパクトなフィルターなので
ろ過能力がどうしても低くなってしまいます。

また、水流が強すぎる場合に調節ができないことがある点にも注意が必要です。

ただ、ろ過能力の低さを除けば大きなデメリットがない
バランスの良いフィルターといえます。

上部フィルター

水槽の上部に設置するタイプのフィルターです。
ポンプで水を吸い上げて
自重で水を落として水槽に戻すシステムです。

特徴

ろ過能力が高い
設置に余分なスペースが必要ない
設置が容易

商品によってはろ過容量の増設も可能で
ろ過能力、特に物理ろ過が優れています

水槽の上に置くだけなので設置が簡単で
余分なスペースも必要ありません。

注意点

照明のスペースが限られる
音が大きい
フチあり水槽で使用する

水槽の上部半分を占めるため
照明を置くスペースが前方のみとなります。
そのためどうしても後方が暗くなってしまいます。

上部フィルターを稼働させ水を循環させると
かなりの重さになります。
その重さに耐えられるように水槽に黒いフレームがある
フチあり水槽で使用する必要があります

外部フィルター

水槽内には排水パイプと給水パイプのみを設置し、
フィルター本体は水槽台の中や
水槽の横に設置するタイプのフィルターです。

あらゆる大きさの水槽に適応でき
最も汎用性の高いフィルターです。

特徴

ろ過能力が高い
フィルター本体を隠せる
音が静か

ろ過容量が大きく、さまざまなろ材を
組み合わせることができるのでろ過能力が高いです。

各メーカーからさまざまな部品が発売されているため
カスタマイズ性が高いことも特徴のひとつです。

静音性が高く、フィルター本体が隠せるため
1番インテリア性が高くなります


注意点

高価
設置が難しい

フィルターからのパイプの長さを調節したり
設置が1番難しいフィルターです。

カスタマイズ性が高すぎるゆえに
迷ってしまうかもしれません。
値段も高価なので初心者や
初期投資を抑えたい方にはオススメできません


その他のフィルター

フィルターには他にも種類があります。
やや飛ばし気味で紹介します。

読み飛ばしても構いません。
読み飛ばす

オーバーフロー水槽

水を水槽の下のろ過槽に落とし
ろ過された水をポンプで汲み上げるタイプのフィルターです。
ろ過容量が大きいためろ過能力が高く
マリンアクアリウムや大型魚水槽によく用いられます

スポンジフィルター

スポンジにバクテリアを繁殖させ、
ろ過するタイプのフィルターです。
上部フィルターや外部フィルターなど
他のフィルターの吸水口にセットするという
使われ方がよくされています。

底面フィルター

底床をろ材として使うタイプのフィルターです。
ろ材容量が他のフィルターよりもかなり大きいため
ろ過能力、特に生物ろ過が優れています。

しかし目詰まりを起こしやすく、
メンテナンスがしにくいフィルターです。

流動式フィルター

最近登場した新しいタイプのフィルターです。
円柱状の本体にろ材を入れて水を循環させると
ろ材が流動的に動きます。
目詰まりを起こさないことが最大のメリットです。




フィルターを設置しないという選択

そもそも水槽にフィルターを設置しないといけないの?

もちろんフィルターがいらない場合もあります。
それは小さなアクアリウムを始める場合です。
ベタ水槽やボトルアクアリウムなどが当てはまります。

小型水槽であれば入れる生体が限られますし、
水が汚れるスピードも遅くなります。

逆にフィルターを入れることで
強い水流が発生したりと不具合が
生じることもあります。

だいたい水槽の幅が20cmよりも大きいときは
フィルターを設置した方が良い
でしょう。


フィルターの選び方

ここまでフィルターの役割と
種類について解説していきました。
ここからが本題の選び方についてです。
どんな水槽にするかで
用いるフィルターが変わってきます。

飼育環境で選ぶ

これが最優先かつ最重要な選び方です。
基本的には何を飼うか、
何を育てるかによってフィルターを選びます。

生体メイン水槽で使う:上部フィルター

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金魚を飼ったり、
熱帯魚を多く入れたい方です。

生体を多く入れる水槽は
エサの食べ残しやフンなど水が汚れやすい環境です。
そのためろ過能力が高いフィルターが良いです。

また上部フィルターは構造上、
酸素を取り込みやすくなっているため
生体メインの水槽に1番オススメのフィルターです。

ろ過能力が高さでいえば外部フィルターも当てはまりますが
フンや食べ残しで目詰まりが起こりやすくなります。

そのため特に物理ろ過能力が優れる
上部フィルターの方が適しています。


水草メインの水槽で使う:外部フィルター

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水草育成のための二酸化炭素添加をする場合、
水中な添加した二酸化炭素が空気中へ
拡散しにくいフィルターにする必要があります。

最も適し、最も使用されているフィルターが外部フィルターです。
各メーカーからもさまざまなカスタマイズ商品が発売されており、
ほとんどこれ以外の選択肢が考えられません


外部フィルターは高価なフィルターなので
初期投資を抑えたい方は外掛けフィルターでも良いですが
やはり外部フィルターにする方が無難です。


水槽を置く場所で選ぶ

水槽の設置場所によっても
フィルターの選び方は変わってきます。

リビングに置く

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外掛けフィルターor外部フィルター

常に人目が付く場所で
設置場所として一番多いと思います。
ポイントとしてはインテリア性です。

水槽周りをスッキリさせるために
フィルター本体を隠すことができる
外部フィルターがオススメです。

小型水槽など外部フィルターが使いにくい時は
コンパクトな外掛けフィルターが良いでしょう。

寝室・ワンルームに置く

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外部フィルター

寝る部屋に水槽を置く場合は
外部フィルター一択です。
静音性がずば抜けています。

普段は心地よい水の音でも
寝るときは騒音になってしまいます。

そのため静音性に優れた外部フィルターがオススメです。

玄関置く

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外掛けフィルター

来客があった時に1番初めに目につく場所です。
また、基本的に大きな水槽は設置しないと思われます。

以上のことを考えるとオススメなのが外掛けフィルターです。
コンパクトで場所を取らないため
玄関にある水槽でも目立ちすぎることはありません。

コスパが良いフィルターを選ぶ

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上部フィルターor外掛けフィルター

初期投資を抑えたいがろ過能力も妥協したくない
そんな方にオススメなのが上部フィルターです。

ろ過能力の高さは上述したとおりですが、
3000円程度で購入できるため
かなりコストパフォーマンスに優れています。



上部フィルターは照明を
置くスペースを制限してしまうので
水草メインであれば
外掛けフィルターをオススメします。
こちらも安価で購入できます。

メンテナンスのしやすさで選ぶ

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外掛けフィルター

外掛けフィルターはコンパクトかつ
フィルターのフタを開ければろ材交換ができるので
メンテナンス性は最も優れています。

上部フィルターもメンテナンス性が良いと紹介されますが
経験上メンテナンスは容易でも
水が飛び散ることが多く案外手間でした。

そのため総合的なメンテナンス性の高さは
外掛けフィルターが最も優れているでしょう。


静かなフィルターを選ぶ

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外部フィルター

アクアリウム水槽から生じる音といえば
落水音とフィルターのモーター駆動音などがあります。

外部フィルターはフィルターの中で
最もモーター駆動音が小さく、
落水音も調整することでなくすことができるため
静音性が最も高いフィルターです。



POINT

①飼育環境・水槽を置く場所などで選ぶ
②大型魚を飼いたいなら上部フィルター
③維持管理のしやすさなら外掛けフィルター
④静かなフィルターなら外部フィルター
⑤フィルターを設置しないという選択肢もある



はじめてのフィルターに最適なのは?

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外掛けフィルター

はじめての方にオススメするのが外掛けフィルターです。
外掛けフィルターは総合的なバランスが良く、
初心者にも扱いやすいのが特徴です。

ろ材とセットで販売されていることが多く、
ろ材を変える場合でも迷うことはないでしょう。
設置もメンテナンスも楽なので
まずは外掛けフィルターから始めることをオススメします。



おわりに

アクアリウム水槽のフィルターには
かなりの種類があり、どれを選べば良いか迷うと思います。

どのような水槽にするかが
はっきりしていれば必然的に
使用するフィルターが決まってきます。

しかしはじめての方など
どんな水槽にしようか定まってなければ
外掛けフィルターから始めるのが良いでしょう。