ウィローモスにも胞子嚢が付くって知っていますか?
正直なところ私も少し前までは知りませんでした。
ウィローモスの胞子嚢についてまとめました。
そもそも胞子嚢とは?
シダ類やコケ類は分布域を広げるために胞子と呼ばれる言わば種を飛ばします。
胞子嚢とは胞子を貯める袋のような構造のものです。
袋が破れたり刺激が加わることで胞子を空気中にバラまきます。
コケ類の胞子嚢は朔(さく)とも呼ばれます。
アクアリウムで使用するモスにも付く?

アクアリウムでよく用いられるウィローモスや
南米ウィローモス、ウィーピングモスなどにも胞子嚢は付くのでしょうか?
モスは英語で「Moss」と表記し、コケという意味です。
モスはコケなのです。
そのためアクアリウムで有名なモス達も胞子嚢をします。
ただアクアリウムで用いるモスは完全に水中に
沈めてレイアウトすることが多いです。
胞子嚢は水中で形成することは少ないため
アクアリウムで見ることは少ないのです。
ウィローモスに胞子嚢が付きました
維持しているアクアリウム水槽のウィローモスに胞子嚢が付いたので報告します。

水面に近いウィローモスに胞子嚢が付いてます。
モヤシのような形をしてますね。
比較的水面に近いところに配置したものだと
胞子嚢を付けることもあるようです。

引っ張ってみるとウィローモスから生えていることがわかります。

水中で胞子嚢を付けることは少ないと紹介しましたが
アクアテラリウムでは頻繁に見ることができます。
写真はウィローモスの陸上での胞子嚢です。
ウィーピングモスやフレイムモスでも
胞子嚢が付いたらまた報告します。