DIYなアクアリウム

2013年から始めたアクアリウム。小さいものから大きなものまで自作して節約する。管理しやすい陰性水草と最近話題のアクアテラリウムが好み。

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【保冷剤も】水槽の水温を下げる効率的な方法と最後の手段 ~アクアテラリウムとアクアリウム~

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またこの季節がやってきました。
アクアリストにとって辛い季節「夏」です。
高水温によってトラブルも多くなります。

夏場の水温管理が難しいのは
温度を下げる方が大変だからです。

そこでこの記事ではアクア歴7年の私が
実際にやっている夏場の水温管理方法について紹介
します。

最終手段も教えます



POINT

①冷却ファンは手軽に使える
②水槽用クーラーは強力だがコスパは悪い
③部屋のクーラーは楽
④保冷剤は最後の手段




夏の高水温について

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まずは夏の高水温が水槽にどのような影響を
与えるのかを考えていきます。
一般的なアクアリウム水槽の適温から見て行きます。

水槽の適温

20℃~28℃

アクアリウム水槽の適温です。
熱帯に生息する魚でもこのくらいです。
水温がこの幅に収まっているのであれば
トラブルが起きていても水温が原因とは考えにくいです。

日本の夏は35度を超えることが珍しくないので
水温も30度を超えてしまうことがあります

高水温になると起こるトラブル

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生体が死んでしまう

高水温のトラブルとして最も多いのが
魚・エビが死んでしまうことです。

なぜ死んでしまうかというと
ズバリ「酸欠」です。

水温が高くなると水に溶けている
酸素の量が少なくなっていくのです。
その結果、酸素不足になって死んでしまうのです。

水草が枯れる

生体だけでなく水草も枯れてしまいます。
初心者にもおすすめされているミクロソリウムは
高水温によって「シダ病」が発生しやすくなり、
全滅することもしばしばあります。


水温を下げる方法

これからいよいよ本題に入ります。

冷却ファンを使う

水槽用の扇風機です。
水槽の縁に引っかけて使用します。
冷却ファンによって水温が下がる仕組みは
「気化熱」です。

水は蒸発する際に熱を放出し、
この熱を放出することによって水温が下がります。
冷却ファンによって蒸発を促進することで
水温を下げることができるのです。

あくまで気化熱で水温を下げるので
湿度が高いとその効果が小さくなってしまいます。
最大でも4℃下げるくらいの効果しかありません

メリット

価格が安い
どの水槽でも設置できる
省エネ


デメリット

効果が小さい
音が大きい


水槽用クーラーを使う

次に紹介するのが水槽用クーラーです。
外部フィルターなどに設置するものです。
直接的に水を冷却するので
冷却効果が最も大きいです。

また、サーモスタットと使えば
設定温度を維持できるのもメリットのひとつです。
ただしクーラー本体から排熱があることや
外部フィルターの流量低下などデメリットも
あります。

メリット

冷却効果が大きい
一定の水温を維持できる
見た目がスッキリ


デメリット

高価
電気代がかかる
本体からの熱が大きい


部屋のエアコンをつける

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水槽がある部屋のエアコンをつける方法です。
部屋全体を冷やすことで水温上昇を抑えます。
27℃設定のクーラーでも
25℃~28℃に水温を保つことができます。

部屋にある水槽すべてを管理できるのが
最大のメリット
です。
冷却ファンやクーラーを複数個買う必要がないのです。

デメリットとしては20℃など、
より低い水温にはできない点です。
また、外出時などエアコンがついていないと効果はありません。

メリット

複数の水槽を管理できる
他のアクア用品が必要ない


デメリット

外出時に効果が無くなる
20℃以下などの水温は無理



その他の水温を下げるポイント

ここまで解説した以外に
水温上昇を抑える工夫を紹介します。

ライトを水面から遠ざける

水槽を照らすライトはかなり熱くなります。
それによって水が温められ
水温が上昇してしまいます。

それを避けるためにライトリフトを使用します。
ライトを水面から遠ざけることで
水温上昇を抑えるのです。


エアーションをする

高水温の問題として酸素不足によって
生体が死んでしまうと解説しました。
エアーションをすることで
溶存酸素量を増やし、
酸欠のリスクを軽減させる
のです。

エアーポンプで直接空気を送っても良いですし、
フィルターの排水を工夫しても良いでしょう。


水温を下げる最終手段

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ここまで水温を下げる方法を紹介しましたが、
急に気温が上がった時など、
いきなり水温が上がってしまった場合は
対応しにくいものです。

そんな時、筆者は保冷剤を使って
水温を下げています。
反対意見も多い保冷剤を使った冷却方法ですが、
少し工夫をすれば問題なく使えます。

この方法が使える環境

外部フィルターを使っている

水槽用クーラーを使っていない


用意するもの

外部フィルターが入る容器

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私は100円ショップで見つけた
バケツを使っています。
ぴったりのものよりは
ゆとりのある大きなを用意しましょう。

保冷剤

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これも100円ショップで手に入ります。
2,3個用意します。

方法

①保冷剤を冷凍庫で凍らせる

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丸いバケツを用意した場合は
凍らせる時に保冷剤の中心部を
凹ませるのがポイント
です。
真四角の容器であれば
そのまま真っ直ぐ凍らせましょう。

②外部フィルターを容器に入れる

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買ってきた容器を外部フィルターに入れます。
これで準備は完了です。

容器とフィルターの間に保冷剤を入れます。
容器を使うことで保冷剤を支えるだけでなく、
保冷剤とフィルターとの接地面を大きくする
のです。
また、結露した水滴でベタベタになるのを防ぎます

③タオルに包んだ保冷剤を入れる

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さいごに保冷剤を入れて終了です。
2,3個用意したのは代えです。
タオルで包むことでフィルターの
冷やし過ぎを防ぎます。

直接入れてしまうとろ材にいる
微生物へのダメージが増して濾過能力が低下する

可能性があります。

保冷剤を直接水槽に入れる方法との違い

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保冷剤を使う冷却方法を検索すると
水槽の飼育水の中に直接入れる方法を
紹介している記事もあります。
ただしその方法は批判が多いです。

今回紹介した方法はどう違うのでしょうか?
解説していきます。

①温度低下が緩やか

直接保冷剤を入れる方法が非難されるのは
急激な水温低下によって生じる生体への影響です。
保冷剤付近が10℃以下になってしまうためです。

それに対してフィルターと容器の間に入れる方法では、
タオルで包んでいることもあり、
過剰に冷やされることはありません。

②見栄えが変わらない

水槽に保冷剤があるのは不自然ですよね。
外部フィルターと容器の間に入れるので
見栄えが変わることはありません。

③水槽に入れた保冷剤を冷凍庫に

水槽に入れたものを食材が入った
冷凍庫に入れることに抵抗がある人もいます。
特に同居人がいる場合は反対されることもあります。


さいごに

一般的な方法からマイナーな方法まで
水温を下げる方法を紹介しました。
特に最後の保冷剤を使う方法は
リスクを最小限に留めようと工夫していますが、
最終手段として使うべきです。

がんばってこの夏も乗り越えましょう!